パトモス島は、ガメリア南部の離島に広がる大規模の蛮族領です。 「島」と呼ばれていますが、その範囲は地域的な区切りではなく、≪”黄昏の地”アヴァル=ディスレム≫と呼ばれる蛮族国家の勢力圏を表す、政治的な区切りによって認識されています。
魔動機文明時代には、≪”永遠の楽土”アヴァル=エデス≫と呼ばれる人族国家が、この地を支配していました。
アヴァル=エデスはサラービアにありながら、魔導と信仰を融合させた神聖秩序のもと、白金の神殿都市を築いた高度文明国家であり、神紀文明を至上とし、調和と魂の清浄を最上の価値とした人族の理想社会を実現していました。清らかな霊格を重んじる厳格な制度のもと、民は争いのない生活を送り、格差はあれど飢えに苦しむ者もいない、国土全体が「選ばれし者の楽園」と称されていたのです。
しかし、<大破局>の攻勢の中でその結界は破られ、神殿都市は灰燼に帰し、理想郷は堕ちました。今やその地は、かつての輝きを嘲るかのように黒煙と血に染まり、蛮族達が<アヴァル=ディスレム>と称して支配する“黄昏の地”へと変貌を遂げています。
サラービアにおける<大破局>は失敗に終わったものの、依然として蛮族による支配が続くこの島は、今や<土の巨人>や<マギテックモジュール≫といった人族の脅威に対抗できる能力や技術を持った者達が生き残り続け、結果としてサラービア全体でも類を見ない程の巨大な蛮族の勢力圏となっています。
※この資料は、たこみが個人的な趣味で作った蛮族領の設定資料集です。
これらのデータは基本的にフリー素材ですが、元々自分の為に作ったものであり、皆様の趣味嗜好に寄り添ったものではない事をあらかじめ明記しておきます。(気が向いたら更新します)
≪”黄昏の地”アヴァル=ディスレム≫は、ガメリア南部の海洋に広がる、蛮族の王ヴォルグレイス・ディスレムによって支配される武力と混沌の島国です。通称「ディスレム」とも呼ばれ、人族の歴史においては数多の戦乱と悲劇をもたらした『大破局』の始点の一つとされています。
本国は、〈円卓の魔将〉と称される強大な蛮族たちが、独自の領域と理念をもって各地を支配するという、極めて異質な統治体制を採っています。王ヴォルグレイスは、各魔将に広大な領域の支配を委ねつつも、自身はその頂点に君臨し、時に反逆を許し、時にそれを叩き潰すことで、あえて争いを温存する「闘争こそが秩序である」国家理念を体現しています。
この地では、創造・建設・維持といった分野を担う人族奴隷の存在が不可欠とされており、彼らは労働力や資源としてだけでなく、魔将たちの理念の実験材料として扱われることもあります。各魔将領は、それぞれの支配者の思想・趣味に合わせて形成されており、文化、技術、軍事、宗教などもその色に染まっています。そのため、ディスレムは一枚岩の国家ではなく、むしろ多様で異形の「戦国蛮族連合」の様相を呈しています。
この地においては、「文明」は蛮族の嗜好のために利用され、人族の叡智は支配の道具として歪められています。かつて人族が築いた都市や研究施設は、いまや魔将の居城や儀式場、奴隷育成所として再構築されており、「栄光の遺産」は「恐怖の装飾」として再定義されました。
≪黄昏の魔将≫ヴォルグレイス・ディスレム(ドレイク)
本国王にして最初の侵攻者。戦を愛し、支配を誇る典型的バルバロスの王。自身の領域では武力による厳格な秩序を敷いており、反逆を歓迎しつつも必ず屈服させる。王城は巨大な黒曜石の牙城「黒の審断殿」。
≪軍王≫モルドレッド・ヴェルゼビュート(ディアボロ)
ヴォルグレイスに最も多く反旗を翻した魔将。軍事技術の天才で、幾度もの敗戦から学び、ディスレムの軍備向上に大きく貢献している。人族文化への関心も高く、ガメリアなどにその軍勢の影が現れ始めている。
≪機形姫≫ケイ・ベリエール(魔動機化サキュバス)
美を機能美・最適化と定義し、自身を含め多数の蛮族を魔動機によって改造している技術者。征服欲は希薄だが、マギテック風技術を蛮族向けに再構築する才に優れる。特にモルドレッドやムクロとは商業的関係が深い。
≪愚豚王≫レヴィアス・トリスタン(バジリスク)
大食漢で怠惰な振る舞いを見せる一方、実は周囲を欺く狡猾な策略家との噂もある。派手な祝祭と快楽の都を築き、放蕩と狂気に満ちた街を治めている。
≪幽姫≫ムクロ・ヤセ・カゲヒメ(ダークナイト)
元はアキツシア出身で、呪術と儀式の達人。密やかに人族文明の魔術技術(マギテックモジュール等)をこの地に導入した張本人。彼女の支配地では死と再生、霊と魂をめぐる宗教的統治が行われている。
※魔将はこの他にも複数存在します。基本的にフリー素材なので、適当に魔将や支配領地を生やして貰っても構いません。
まだ書いてないよ。
まだ書いてないよ